次元の狭間オメガ【FF14】
おはこんばんにちモンク!ちゃんのまるです。
GWいかがお過ごしでしたか?!!
私はもうそりゃ外出しましたよー!!
仕事で。
さて、FF14の私はというとですね。
ここ最近次元の狭間オメガ(アルファ)にこもりまくりです。字面がやばい
FF14には色々なコンテンツがあるんですけど、レイドコンテンツという括りの中にあるひとつがこの「次元の狭間:オメガ」です。
8人PTで挑戦できるインスタンスレイドってやつなんですけど、インスタンスレイドというのは普通のダンジョンと違ってPTメンバーとの協力が必須の攻略性の高いコンテンツって感じですね~
普通のダンジョンは、最終ボスまでの長い道のりの途中に雑魚がいっぱいいて倒しつつ進みます。最終ボスまでの途中にも中ボスみたいなのがいます。最大4人で取り組んでギミックは多少ある感じ。レベルに合わせた経験値や装備が手に入ります。
そこまで難しくはなく、普通にロールごとの役割を果たせば多少ギミック処理を失敗してもクリアできます。
しかし、次元の狭間オメガでは経験値は入らず道中の雑魚もいません。
ボスしかいない代わりにギミック失敗したときの全滅率がハンパナイ。制限時間内に一定のダメージを与えないと全滅確定というギミック(DPSチェック)もあったりするので、いかに協力し、きちんと役割を果たせるか(タンクならタゲ管理や誘導、DPSは火力、ヒーラーは痛い攻撃への適正な回復)が必須です。
次元の狭間オメガは「デルタ」「シグマ」「アルファ」と3部構成。その構成ごとに1層~4層まであり、「デルタパーツ」「シグマパーツ」「アルファパーツ」という特殊なアイテムや譜面が手に入ります。ただし全員分ではなくロット(くじ引きみたいなもん)勝負ですけどね…!
私は引き弱ですけど何か?
まぁとにかく、そういった特殊なアイテムを既定の個数集めれば強い装備(語彙力 と交換できるので、今は装備の更新のために周回する人がほとんどじゃないですかね。
これがその装備です!うちのこ何着てもかわいいわぁ
そして、アルファ編でしか得る事のできない「アルファスケープ」というアイテム4つと、ロウェナの手形(創世)10個(アラガントームストーン創世:1000と交換)を集めることで創世武器と交換できます。
しかもオメガのミニオンも出ますよ~!
ちっこい虫みたい。
ちなみにこの次元の狭間オメガには零式という高難易度と、ノーマルの2種類があります。
私はもちろんノーマルですよ!
なんで私はそんなところにこもっているかというとね。
単純に好きだから!!!アナタノコトガー
FF14のすごく良い所ってのが、レイドコンテンツもちゃんとストーリーが用意されていて、登場人物・世界観がこれまた細かく設定されてるところ。FCの方に「ちゃんまるはこういうの好きだと思うよ!」ってオススメされてやってみたんですが
これは過去FFシリーズプレイしている人には是非、是が非でもやっていただきたい!
興奮しますよ!!!
あ、いや興奮もしますけど、深く感動もします。
しかもBGMも最高!一旦クリア後譜面を手に入れる為に何周した事か………
思わず手に入った時は「うおおおおお」って叫びながらSS撮っちゃいました。
さてここから先はネタバレ満載の自分の考察やら感想なので、まだやっていない方は読まずにコンテンツへ突入していただくことを推奨致します。
しかも長文で妄想垂れ流しです!
あ、ちょっとうちのこでも貼っておきますね。
デルタ・シグマ・アルファ通してまず何より声を大にして叫びたい
アルファくっっっそ可愛えええ
こいつ。
チョコボやんけ!って思うけどね。最初思ったもん、不思議なダンジョンのチョコボやんけって…でも可愛いのです。
そもそも「アルファは兵器だったのかぁ」って、ちょっと衝撃。なんとなーく感づいてはいたけど…
オメガに備わっている機能の一つが被検体と呼ばれる生命体のようなものを生み出すこと。被検体を競わせて強い個体を選別していたようですが、アルファはオメガによって生みだされた「弱い個体」です。
アルファは何度も何度も戦わせて今の形にしたんだというオメガからの趣味悪い暴露もあったけど、検証を重ねたんなら何故敢えてあんなに可愛らしくて脆弱な存在にしたのかね…?もっと強い個体をおびきよせる罠的存在なのか。
シドのレポートによれば、「弱い英雄」の再現らしいですけど。具体的な誰かというのはわからないみたい。
開発さん的にはちゃんとモデルがいるんでしょうけど。もしかするとマジでチョコダンのチョコボなのか。それでいけば弱い英雄ってのも分かるし色々合点がいくのよね…
チョコダンのチョコボこそ単体なら最初は非常に弱い存在。周回を重ね色々なアイテムを拾ったり強化してやっと強くして階層進んでいきますからね。しかも、使う武器はツメだし。チョコダンのチョコボはツメを装備しますから。
シドのレポートでも「オメガの観測は、我々の歴史にかぎらず、物語などの創作物、異世界(鏡像世界というらしい)にまで至るからだ。」という描写があるので、チョコダンのチョコボっていう創作物をオメガが観測したとすれば…あながちこの予想当たってるんじゃ?
ちなみにオメガも自律型兵器ですが、それによって生みだされたアルファも自律型。まるで生き物のように色々な表情を見せてくれるし、自分で考えて行動する。
アルファはジョブ的には占星術師なのかなー?カード使ってお湯沸かしたりしてましたけど…
次元の狭間のクエストで共闘したときにオシュオンの矢くれたし!オシュオンいいよねオシュオン!!もうあのスキルスピード感とごくたまにGCD食いこんじゃったりする歯がゆさがたまら
話がそれました。
さて一方のオメガは、はるか昔に別の星で生み出された兵器。オメガの故郷の星の戦争相手側にミドガルズオルムがいて、ミドガルズオルムを殲滅する為追跡して宇宙を彷徨っているうちに故障し自分の星にも帰れず、ミドガルズオルムを追い続けて冒険者(私)がいる星(エオルゼア)に着陸。
そこから自己の修復の為にスリープモードに入って永い眠りについていたところを発掘されたと。レポートにも残ってます。
元々何のために生み出されたのかも、そもそもどういった存在なのかすら帝国の技術力を持ってしてもよくわからんけどすげー強い存在(語彙力 であり、「成長する兵器やで」と自分でもドヤ顔してますね。
私的にはオメガはただひたすら自ら思考・学習を繰り返し、最初から最後まで一貫して「最強の存在になる為の要素」を見つけようともがいていた可哀想なやつだなぁと思います。兵器として君臨してやろうとか世界征服しようみたいな安っぽい悪役ではないのが良い。
オメガがどういう技術で生み出された物か不明なのでアレですけど、意識の奥底は「ミドガルズオルムを倒しなさい」という創造主の意識が植え付けられていたんでしょう。結局自分の故郷の星の位置がわからなくなってしまっても使命を果たすため追い続けたのに、ミドガルズオルムはエオルゼアでは守り神として崇められてるもんですからねぇ。
標的を失ったオメガが次に目指したのは、「強くなる事」だったのかもしれません。
自分が弱いから、使命を果たせなかった。使命を果たさなければ、帰れない。もっともっと強くなりたい。
ただそう願ったのかも。
そこからオメガは冒険者であり英雄として名の知られた者(私)をアルファを使って次元の狭間へ誘導、強さの秘密を探ろうと様々な手を使うわけですが。
さすが兵器、やり方が良くなかった…!
私が命の危険を感じたり窮地に立たされると力が飛躍的に上昇するという発見をして、私の仲間を瀕死に追いやるとかも躊躇ない。血も涙も無い、という印象を抱かせるような描写が。
しかしそこは更に血も涙も無い安定の英雄である私。放たれたボスどもをPTメンバーとともにボッコボコ。
そして対照的に、自分の存在が何かわからないままそれでも冒険者たちに寄り添おうとするアルファの様子が描かれます。ここで更にプレイヤーはアルファを可愛いと感じ、オメガには敵対意識がどんどん生まれる事でしょうね。
ボスを倒されながら、オメガは更に思考します。冒険者はただ強いわけではく、精神的にもろくなることも…かと思えば急激に力が強まることも。その「ゆらぎ」が何なのかオメガにはわからないし、理解ができない。そこでオメガは思いつくわけです。
自分も同じヒトになればその強さの根底をなすものを観測できるかもしれない、と。
その気持ちわかるわぁああああああ
相手をどうしても頭で理解できない時には、せめて形から入る。真似してみる。ただの真似でもやってみるとこれが、得られるものが多いんですよね。わかる、わかるよオメガ。
しかしオメガの奮闘もむなしく、結局ゆらぎも強さの秘密もわからないまま破れてしまいます。やはり私は強かった。
同じヒトの形になったし、性別の違いも検証した。なのになぜ?
オメガがこぼした「アナタたちの強さを、理解したかった……ワタシにも、それを……搭載したかったのに……。」という言葉。切なすぎてここでグッと心を掴まれました。
それがこのシーンですね。
苦悶の表情を浮かべるオメガ(ヒューマノイド型)にアルファが寄り添ってますね。
結局のところオメガはどこまで行ってもただの「兵器」なのですね。強くなる要素がありそれを自分に搭載出来れば良いと考えている。ただそれだけ。ただそれだけを願って自分が思うように実験を繰り返しただけ。何故強くなれないのか、勝つ事ができないのかが、そしてその要素が「何か」を理解できない。
そしてここでまた対照的にアルファの姿が強く映ります。アルファはオメガと違ってその「何か」を得た存在なんですね。アルファもオメガと同じ兵器であったはずなのに。
シドはその何かを「心」だと教えます。オメガが何度も求めたゆらぎは「心」。オメガはそれがあれば強くなれたし帰ることもできたかもしれないとこぼしますが、それは大いなる矛盾だとシドは返す…
深すぎだろこのゲーム
マジで私の心えぐりにきてる
これ確かにそうですよね…人間だったら心があるゆえに越えられない苦行を、オメガは越えた。それは、アルファが私とシドをミニマムにして超空間を走り続けてオメガの元へ運んだシーンで流れる、オメガがミドガルズオルムを追って単体で宇宙を彷徨った記録です。ここで最初に泣いた
自分が壊れようとかまわずただひたすら孤独に標的を追って宇宙を彷徨うとか…絶対人間には無理です。心折れます。
兵器だからこそ、心を持たないからこそできることがある。でも心を持たないとできないこともある。
なんという矛盾。
確かにさぁ、心があるから幸せも哀しさも感じることができるけど、いっそ心を失くしてしまいたい時ってあるよね。
はぁ。
オメガとアルファは親子の様な、兄弟の様なものなのかなぁ。どちらかというと自分の分身、クローンのようなものなのかな。アルファには心を理解することができて、オメガにはできない。でも二人の間には繋がる何かがあるのかもしれません。
オメガはそのまま消えてしまいますが、アルファは私やシドと一緒にエオルゼアへうつり、アルファは色々な物を自分の目で見てみたいと旅に出ます。ガーロンド・アイアンワークス社製の追従型オメガのおもちゃと一緒に。ミニオン取得したわけだ。
ちなみに旅行中のアルファとフィールドで出くわすことができます!!
私はモードゥナで見つけました。
こうやって、ちゃんとキャラのその後まで考えて実装してくれる遊び心がFF14の良い所で、大好きなところです!
ここまで読んで下さった方、ありがとうございます!
さて私はまたアルファ4層へ帰るとしますかね…